青少年委員会

一般社団法人　諫早青年会議所
青少年委員会
２０２５年度事業計画

文部科学省によると現在の日本の子どもたちは世界の子どもたちと比較して自尊感情が低いとの報告があります。そのため、自分自身を大切に思うことや対人関係の構築、また挑戦や努力をすることが苦手と言われています。子どもたちが他人からの評価だけではなく、自信を持ち自分自身を認め、伸び伸びと成長していくためには、自尊感情を育んでいく必要があります。

　まずは自尊感情について私たち諫早青年会議所の会員が理解する必要があるため、自尊感情を育む重要性とその方法について学び、なぜ自尊感情を高める必要があるのかを考えてもらいます。そして、子どもたちには自尊感情を高めてもらうために、役割分担を明確にしたグループ活動を通して「人の役に立てた」という自信や「人から必要とされている」という喜びを実感することができる場を提供します。そこで仲間と協力し、自分の気持ちや考えを素直に表現することや主体的な表現で効果的に伝える力、相手の意見を聞き尊重する能力を養ってもらいます。さらに、お互いの良さを認め合い、仲間内で称賛し合うことでより自尊感情を高めてもらい、自分に自信を付けてもらいます。子どもたちに学校では経験できない場を提供することで、仲間と協力して達成する喜びは大きな自信につながり、より自尊感情を高められます。また、昨年は諫早レッズ球団／諫早ボーイズの４５周年記念大会が開催し、大いに盛り上がり、球団の発展や子どもたちの成長に寄与することができました。そして、団員の子どもたちがさらに活躍できるように引き続き継続した支援を行います。

　これからの未来を担う子どもたちが事業を通して自尊感情を高め自信を持つことで、様々なことに挑戦できたり、努力をすることができるようになります。そして、子どもたちが自分自身を大切にするとともに他者を大切にすることができるようになれば、より良い未来を描けるようになり、将来の自分に希望を持っていけるようになると確信します。