青少年委員会

一般社団法人　諫早青年会議所
青少年委員会
２０２４年度事業計画

昨今スマートフォンの普及により、子どもたちはゲームや動画配信サービス、ＳＮＳなどに触れるようになり、顔を向かい合わせる機会が減少しています。対面での関わりがなくなると、対面で仲間をつくることがへり、一緒に協力し楽しむ面白さや悔しさ、人を思いやる行動、危機管理能力を養うことなどの学ぶ機会が失われることになります。だからこそ子どもたちには、地元諫早での外遊びを通して自然に親しみながらまだ見ぬ仲間たちと全力で遊ぶ時間が必要です。

　まずは、青少年事業に参加していただく子どもたちにふるさとの自然や地理、特徴などを理解し、どのような外遊びが考えられるのか、または昔どのような外遊びがあったか、その遊びを通しどんなことが得られるかを知ってもらいます。諫早青年会議所が地元で活動する多くの方々とのつながりがあるからこそ、子どもたちに教えられることがあります。そして、自然の中で学び遊ぶことで、多数の仲間とコミュニケーションとり、みんなで何かをやりとげる達成感、協調性を育んでもらいます。さらに外遊びを通して、仲間をつくることの楽しさや、素晴らしさを将来の人生に活かせるような人になるきっかけづくりとする事業を構築します。そして今年、諫早レッズ球団／諫早ボーイズが４５周年を迎え、これまでの活動を支えてこられた方々へ感謝の気持ちを表すとともに、九州の他球団と親善を深め、球団としての成長を図るために４５周年記念大会を開催いたします。

　子どもたちが青少年事業で仲間と外で学び、遊び楽しむことを通じて、今関わりある人などとさらに友情を深め、ともに成長するうえで様々なこと経験し、生まれ育ったふるさとの思い出が体験として残り、ふるさとと仲間を大切にできるような人にします。そして、相手を気遣う心や、思いやりの気持ちを育み、この青少年事業で学んだ子どもたちが、いつの日か次の将来を担う子どもたちへ、外遊びをきっかけに仲間と親しみながら成長することの素晴らしさを語れるようになると確信します。