一般社団法人 諫早青年会議所
2026年度 基本方針

落水 聡一朗
【スローガン】
雲外蒼天
~ 強き意志あれば道は拓く ~
はじめに
「福祉国家 創るさきがけ 果たせJC」
1965年、諫早青年会議所初代理事長の毎熊滋先輩が掲げたスローガンです。諫早青年会議所創立当初のスローガンには、諫早だけではなく日本やアジアを良くしていこうという壮大な思いが込められており、そこから先輩方の沸き立つ情熱を強く感じ取ることができます。諫早大水害から約8年という時期に、ご自身の仕事や家庭のことに加えて日本やアジアの未来にまで思いを巡らせていた先輩方の偉大さに、深く感銘を受けます。
今年度のスローガンを「雲外蒼天〜強き意志あれば道は拓く〜」としました。雲外蒼天とは、「雲に覆われて視界が悪くても、その上には必ず青空が広がっている」という意味です。すなわち、「どんな苦難も乗り越えれば必ず明るい未来がある」という思いが込められています。このスローガンにした理由は大きく2つあります。
1つ目は、青年会議所が目指す「明るい豊かな社会」を築くために、自分たち自身の可能性を制限することなく、高い理想を持ち、どんなに困難なことであろうとも挑戦をして欲しいということです。
2つ目は、先述した「社会」という単語の最小構成単位は「家族(世帯)」であり、青年会議所で得た知識や経験、そして人脈を駆使して、まずは家族(世帯)を守るために仕事で直面する困難も強き意志を持って乗り越えていこうということです。
諫早青年会議所は、まちづくりや青少年育成に関する事業を通じて、このまち諫早が明るい豊かなまちになるよう、活動や運動を展開していかなければいけません。そして、私たち自身も楽しみながら、地域に愛される団体を目指して活動して参ります。
【諫早が安心して楽しく過ごせる町であり続けるために】
現代社会はインターネットやスマートフォンの発展・普及に伴い、買い物、会議、学習、医療受診、人との交流、婚活など、ありとあらゆることがスマートフォンひとつでできる時代になりました。時間や距離を縮めることができる素晴らしい技術のおかげで、私たちの生活は大変便利に、そして豊かになっています。
しかしながら、傷害、窃盗、薬物、性犯罪など、様々な犯罪がSNSやインターネット等を介して地域や世代を選ばずに増えています。犯罪の方法も日々変化をしている一方で、犯罪への対処法を学ぶ場が少なく、市民が犯罪に巻き込まれないようにするための対策が必要です。市民が犯罪への警戒心を常に持ち、危険なことや疑わしいことに対しては拒絶できるように取り組んで参ります。
【身近に国際交流の機会をつくるために】
グローバル化した時代に生まれた現代の子どもたちは、幼少期から英語を学ぶ機会が多く、学校教育に加えて、さらに塾などでも英語を学ぶ子どもも少なくありません。時代と共に英語教育の在り方も変化しており、以前に比べてリスニングやスピーキングの力を養う授業も増えてきています。しかしながら、それでもなかなか英語を話せるようにはならず、話せたとしても実際に話す相手が周りにいないため、異文化に触れる機会も少ない状況です。より多くの子どもたちが多額の費用を要する留学ではなく、国内で英語を始めとする外国語の習得や、異文化を学ぶ機会が得られるようにする必要があります。
国際交流を通じて新しい考えや価値観、文化に触れる中で、日本人としての自分、諫早市民としての自分を見つめ直すきっかけになると考えています。物事の考え方や、他者の言動の捉え方の幅が広がることで人間として成長し、また、そうした機会が地元諫早で得ることができると感じる中で、諫早に対する愛着も深まると考えています。
また、諫早青年会議所創立15周年の際に立ち上げた小中学生の硬式野球チーム「諫早レッズ球団/諫早ボーイズ」についても、仲間たちと共に日々努力と友情を育んでいる団員たちへ本年も継続した支援を行います。
【効率的かつ効果的な会議運営で活動を楽しくするために】
青年会議所の活動及び運動は、総会・理事会での協議・審議を経て創られていきます。まずは会議を充実したものにできるよう、事前準備を確実に行います。そして活動及び運動の成果を最大限出すことができるよう、限られた時間の中で効率的な会議運営を行い、また、計画した目的を確実に達成できるような効果的な会議運営を行う必要があります。さらにAI等を活用することによって、議案書の作成や会議の運営を円滑に進めることができるような工夫を施し、負担のかかる作業を可能な限り軽減し、楽しく活動できる環境を作ります。
【共感と協力を得るために】
青年会議所の日々の活動の楽しさを伝えて仲間を増やし、起こす運動の意義を伝えて対外からの共感を得ることは、青年会議所活動の中で最も大切なことのひとつです。日々目まぐるしく様々な情報が行き交う今日においても、より多くの方に届けたい情報が届くように、SNSを活用して正確な情報をタイムリーかつ継続的に発信していく必要があります。また、情報の電子化が進む中においてこそ、手元に残っていつでも見返せるような広報誌も活用していきます。何事も継続が重要であり、広報においても継続的に情報を発信することで諫早青年会議所の存在を世間に認知していただき、活動や運動の意義を理解していただくことで組織への共感と協力を得ていきます。
【全会員で取り組む会員拡大で楽しく活動できる組織にするために】
青年会議所はすべての役職が一年で交代となり、会員個々人が毎年様々な経験を積むことができます。また、20歳から40歳までの年齢制限があり、新しい考え方や価値観が組織に反映されやすい仕組みを作っています。多様な経験を積み、様々な価値観に触れることで、地域を良くするための力を得て行き、仕事にも活きる力となります。地域を良くしていきたいと思う同志を増やし、共に切磋琢磨できる組織にするために会員拡大を行うことは、地域の明るい未来につながると確信しています。
また、本年も全会員で会員拡大に取り組み、朝が早い、夜が遅いなどの多様な生活スタイルの会員が参加しやすく、仕事と家庭と青年会議所での活動を両立させることができる環境作りをします。そして何より会員それぞれが楽しく活動できる環境を整えて参ります。
【長崎コンファレンスの成功と諫早の発展のために】
一年に一度、長崎県内7つの青年会議所が一同に会する大会「長崎コンファレンス」が、本年度この諫早の地で開催されます。大会の運営を統括する議長を開催地である諫早青年会議所から輩出し、長崎ブロック全体としての運動の発信を行います。私たち諫早青年会議所としては、訪れる方々に諫早の魅力を伝える場でもあります。大会開催地の青年会議所として地域への誇りを胸に、多くの方々にご来場いただけるよう全力で取り組みます。また、古くから交通の要衝として栄え、昨年諫早市制20周年を迎えて新たなスタートを切ったこの諫早が、今後益々訪れてみたい、住んでみたいと思えるような町となり、活気あふれる町になっていくことに貢献していけるよう邁進して参ります。
結びに
青年会議所での活動においても、仕事においても、困難に直面した時にできない理由を考えてすぐに諦めるのではなく、できる方法を考えることが大切だと考えています。
諫早青年会議所は、諸先輩方が積み上げてこられた多くの実績のおかげで、青年である我々が様々な挑戦ができる環境があります。そして在籍する仲間や県内外の青年会議所の同志だけではなく、諫早青年会議所を卒業された先輩方や活動に助言や協力をしてくださる関係者の方々によって私たちの活動は支えられています。周囲の支えに感謝をしつつ、何かあれば頼ることも必要です。
そして、どんなに雲がかかって前が見えないような困難にぶつかっても、その先には必ず明るく蒼い空が広がっていると、まずは信じることが重要です。強い意志を持って進めば必ず誰かが手を差し伸べてくれ、一度で成功せずとも必ず前進します。本年も一年間、大好きな諫早がもっと魅力的な町となり、会員や会員を支えてくださる方々が皆明るく笑顔で過ごせるよう、蒼い空を目指して邁進して参ります。
基本方針
1.地域の発展に寄与するための事業
2.青少年の健全な育成に寄与する事業
3.活動を楽しくさせる組織運営
4.広報活動の展開
5.全会員で取り組む会員拡大運動の実施
6.長崎コンファレンスへの参画並びに大懇親会の実施